マニプラチャクラと他の6つのチャクラとの融合
マニプラという言葉は、マニはサンスクリット語で宝石、プラは町という意味があり、宝石の町、つまり輝くところ、という意味があります。この言葉が使われているものにマニプラチャクラというものがありますが、このチャクラはオレンジ色に光輝いていると言われています。
チャクラとは、輪という意味がありヒンドゥー教やヨガでエネルギーを取り込むところと考えられています。チャクラは脊髄にそって配置していて、一番したからムーラダーラ・スヴァニッシュターナ・マニプラ・アナーハタ・ビシュダ・アージニャ・サハスララという7つのチャクラが存在すると考えられています。
ヨガでは瞑想によってこれらに宇宙からのエネルギーを取り込み、そして活性化させることを修行の1つと考えています。チャクラが活性化し、チャクラが覚醒すると、様々な力を得ることができると信じられていて、それを目的に修行をおこなっている人もいますが、真の目的は、体内で眠っているクンダリーニを覚醒させることにあります。
クンダリーニとは宇宙からのエネルギーにあるプラーナのことで、体内ではクンダリーニとなって、蛇のように3回転半の渦を巻いて眠っていると言われています。
私たちの体そのものを宇宙の1つと捉えるヒンドゥー教やヨガでは、ムーラダーラにはシャクティ王女が眠っていて、クンダリーニが覚醒するとシャクティが目を覚まし、体内を上へと登っていき、アージニャで眠るシヴァ王と結ばれて、サハスララを通って宇宙に登っていくと言われています。つまり、クンダリーニが覚醒すると、精神と宇宙との融合を達成することができるということです。
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カテゴリー:ヨガ