ブラフマンとアートマンの梵我一如の境地に達する方法

ブラフマンとは、ヒンドゥー教で考えられている宇宙、生命の基・源という意味があります。漢字で書くと梵と現わされます。古代インドのヴェーダは、ブラフマンと我であるアートマンは同一であり、それを悟ることによって、真の幸せを得ることができると説きました。これを梵我一如といいます。

梵我一如の考え方は、ヒンドゥー教だけではなく、仏教やバラモン教など多くの宗教の基本にもなっていて、この境地を目指して多くの人が修行をしています。
ヒンドゥー教のそのための修行法がヨガです。ヨガは古代インドの時代からそのための修行法とされ、たくさんの種類のヨガが誕生しました。

ハタ・ヨガ、ラージャ・ヨガ、カルマ・ヨガ、パクティ・ヨーガ、ギャーナ・ヨーガ、マントラ・ヨーガ、クンダリーニ・ヨーガなどがそうです。そして、それらの修行の実践方法をまとめるために誕生したのがパタンジャリのヨーガスートラです。

ヨーガスートラではアシュタンガ・ヨーガとしてその修行法をまとめていて、八段階に分けてあるので、八支則とも言われています。その修行法は瞑想によって梵我一如の境地に達する方法となっていて、以後の修行者たちにとって基礎となり、それは現在でも多くのヨガ修行者に実践されています。

梵我一如の境地は、宇宙に精神を解放し解脱し得た者にしか、その自由で歓喜の精神は分かることはできません。しかし、そこに至るまでの修行の段階で、精神は徐々に高次なものになっていくので、瞑想をしていて歓喜の精神を味わえる時もあります。

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カテゴリー:ヨガ

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