プラクリティを源とする25の要素とパンチャ・コーシャ

プラクリティとは、サーンキヤ哲学で考えられている物質の源のことで、サーンキヤ哲学ではこの源から25の要素が生まれ、そして私たちを取り巻く宇宙を構成していると考えられています。

この際の宇宙とは、私たち人間たるものが存在する宇宙という意味で、言いかえれば、私たち人間が宇宙によってどのように構成されているかということになります。

その25の要素は、マハー・ブータ、カルマ・インドリアヤ、タンマートラ、ジニャーナ・インドリヤ、マナス、アハンカーラ、ブッディに分類され、これらの源がプラクリティで、さらに核になる中心には純粋意識のプルシャが存在すると考えられています。この考え方はヨガにも取り入れられ、パタンジャリのヨーガスートラの基礎となっている他、アーユルヴェーダでもこれを基にパンチャ・コーシャ(人間五層説)を作り上げています。

パンチャ・コーシャは、身体は5つの鞘から構成されているとし、外側からアンナマヤ・コーシャ、プラーナマヤ・コーシャ、マノマヤ・コーシャ、ヴィジュナーナ・コーシャ、アーナンダマヤ・コーシャと名付けています。

アンナマヤはマハー・ブータのことで、プラーナマヤはカルマ・インドリヤ、マノマヤはタンマートラとジニャーナ・インドリヤ、ナマス、ヴィジュナーナはアハンカーラとブッディ、そしてアーナンダはプラクリティということになっています。

また、純粋意識のプルシャはヨガでは宇宙なるアートマンということになります。アーユルヴェーダではこれらのバランスが崩れ、プラーナの流れが乱れると、体に異変が起こると考えられています。

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カテゴリー:ヨガ

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