パドマの意味とその花が持つ宗教的な象徴

パドマとは、サンスクリット語で蓮華のことをいいます。蓮華はインドの国花にもなっていますが、泥沼に美しく咲く花、泥によって汚されない花ということで、ヒンドゥー教とはじめ仏教でも清らかさの象徴、神聖な花の象徴として度々経典でも登場しています。

バガヴァッド・ギーターでもヴィシュヌ神の化身であるクリシュナは蓮華の目を持つ者と称えられ、アルジュナは蓮の花の上に座す最高の神を見ますと、蓮華を神の座として神聖なるものとして扱っています。

また、その花は気高い女性の象徴としても使われていて、インドでは古くからパドマミ(蓮女)、チトリニ、ハスティニ、と女性をランク付けしていました。そしてパドマミの女神としてラクシュミーという神が崇拝されていたということが分かっています。

仏教でも蓮華、ハスの花は智慧や慈悲の象徴として受け継がれ、如来たちが座する台が蓮華座と呼ばれる、花の形をしたものだったり、お寺の本堂にも黄金のハスの花が装飾品として使われていたりする他、曼荼羅にもよく描かれています。

中国でも古くから「蓮華の花は泥から出でて、しかし泥には染まらない」という意味の言葉があるほど、その花は気高く、清らかな花として特別な意味を持ってきました。

また、蓮華、ハスの葉もヒンドゥー教や仏教では特別な葉として、ハスの実と共に珍重され、様々な行事のお供え物を乗せる皿にするなどして使われてきました。その風習は未だにインドや日本各地に残っています。

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カテゴリー:ヨガ

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