ディヤーナとは瞑想においてどういうものなのか

ディヤーナとは、パタンジャリのヨーガスートラの第七段階、静慮(じょうりょ)です。パタンジャリのヨーガスートラは、ヨガの瞑想法を示した教本で8段階に分けてあります。

第一のヤマ、第二のニヤマは日常的な心得、心身の浄化について示してあり、第三のアーサナではヨガのポーズについて、第四のプラーナーヤーマからいよいよ瞑想の呼吸法に入っていきます。第五のプラティヤハーラでは意識を内部に集中し、第六のダーラナでは意識を一点に集中させていきます。そして第七段階のディヤーナです。

ディヤーナは、ダーラナで一点に集中させた意識を、今度はそこから中心に意識を広げていきます。広げるといっても、視野を広げるのではなく、意識の中でその1点から光が広がるような感覚です。

やがてその光が自分を取り囲み、自分は外界からシャットアウトされるのです。そして、何も聞こえないし、何も感じません。感じるのは宇宙から流れ込んでくるエネルギーの波動だけです。

この感覚は、第五のプラティヤハーラと第六のダーラナが完璧なら、自然にその状態になることができます。
最初は難しいかもしれませんが、集中しやすいように曼荼羅を見つめる対象にしたり、ヒーリング系の音楽を流しておいたり、部屋を暗くしたりします。

この静慮ができるようになれば、後は第八段階のサマーディ、三昧を残すのみとなります。サマーディでは、光のように広がった意識が自分から離れ、さらに光輝いてその対象と一体になれたことを表します。言葉ではなかなか言い表せませんが、何とも言えない感動が押し寄せてくるのは間違いありません。

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カテゴリー:ヨガ

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