スメール山のインドにおける世界観と曼荼羅の使われ方

インドで古来から聖なる山の象徴として称えられてきたスメールは、「須弥山」(しゅみせん)と呼ばれることもあります。インドではスメール山を中心に宇宙ができていると考えられていて、その山の頂上には善見城があり、インドラ(帝釈天)が住んでいるとされています。

そして、スメール山には甘い雨が降っていて、山に住んでいる天たちは空腹になることがないそうです。この世界観はバラモン教や仏教、ジャイナ教、ヒンドゥ教にも受け継がれていて、チベット仏教ではカイラス山を須弥山と同一視し、日本では須弥山形式という日本庭園が存在しています。

須弥山は、インド神話にも度々登場していますが、その世界観は曼荼羅によって表されていることが多く、瞑想を行う時などに使用されています。
曼荼羅とは、サンスクリット語で円という意味があり、様々な宗教の宇宙観を表したもので、インドでは古くから神々を招く時に描かれていました。

仏教でも大日如来を中心に諸仏を表したものや、諸仏を示すシンボルで表したもの、諸仏の梵字で表したものなどがあり、日本にも多くの曼荼羅があります。

仏教での曼荼羅は仏像と同じような意味合いがあり、拝められますが、ヨガでは須弥山を中心に描かれているものやシヴァ神が表されているものを目の前に置き、瞑想の前に心を落ち着けるのに使用されます。また、ヨガの流派によっては、曼荼羅を見ながら観想して瞑想を行うところもあり、それぞれ違いがあることがわかります。

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カテゴリー:ヨガ

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