シバナンダヨガの内容と創始者スワミ・シヴァナンダ氏
シバナンダヨガは、世界的に最も有名なヨガの1つで、日本でも多くの人に親しまれています。これは、スワミ・シヴァナンダ氏が考案したもので、古来からのものと瞑想を組み合わせ、ヨガの真髄と考え方を集約したものです。
スワミ・シヴァナンダ氏は、元々は医師の職業に就いていましたが、多くの人々を助けたいという思いで医師の職を捨てて出家し、ガンジス川のほとりにある小さな小屋で瞑想修行をしていたのですが、これがシバナンダヨガの原型になります。
その後、古来からインドに伝わっているカルマ・バクティ・ラージャ・ニャーナヨガの良いところを統合させ、シバナンダヨガが誕生しました。スワミ・シヴァナンダ氏はインド北部に総合大学を設立し、インド古来の教えを誰もが学べるようにしました。彼の教えは、現在この学校で学ぶ多くの学生や出家者たちに継承されています。
このヨガの特徴は、ゆっくりした動きで、精神も鍛えることができるということで、肉体を鍛えるというよりも精神を鍛えるものです。2つの呼吸法と太陽礼拝、瞑想、そして12のポーズで構成されていて、初心者でも取り組みやすくなっています。
12のポーズはチャクラを目覚めさせるために取り入れられたようですが、同時にインドに古くから伝わるアーユルヴェーダのドーシャ(気のようなもの)の乱れを整えることができて、健康を保つのにもとても有効です。また瞑想も行うので、リラックス効果が高く、何かとストレスが多い現代人には最適と言えます。
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カテゴリー:ヨガ