シュシュムナを得るために厄介な存在となるグランティとは

日本人にとってヨガを始める目的は、健康や美容の為、という方は多いです。しかし、発祥地であるインドではどうでしょう。インドでは、もともと修業の1つとしてヨガを行ってきました。そしてその伝統は、今もなお、引き継がれています。シュシュムナも修業の1つとして行われてきたのですが、誰でも簡単に得られる技術でないのは言うまでもないでしょう。

シュシュムナは身体の中心をチャクラが突き抜け、女性的エナジー「イダ」と男性的エナジー「ピンガラ」が、螺旋状になりながら最終的には1つとなる、という道のようなものです。
しかし、そう簡単に2つのエナジーが上に流れるわけもなく、そこには大きな障害が付きものになってきます。そしてその障害のことを「グランティ」と呼ぶのです。

エナジーの流れの向きをコントロールすることで妨げ、シュシュムナ自体を壊してしまいます。そんなグランティには3種類あると言われ、それぞれインドの神様の名前を借りて分けられています。

本能的な欲求を満たすことに執着してしまう「ブラマ」、感情、特に愛情に固執する「ヴィシュヌ」、自分が持っている能力や力に執着する「ルードラ」たちです。これらを完全に壊すことは、かなり難易度は高く、もし壊すことが出来たら神の領域にさえも達するくらいかもしれません。

老若男女、誰もが持っているものであり、それが普通なのですから全てを壊すことは人間の域を超えることでもあります。何年、何十年修業したとしても必ず修得できるものとは限らず、修行僧にとっては目標そのものなのでしょう。

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カテゴリー:ヨガ

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