アーリア人について間違った解釈をしていませんか

サンスクリット語はヨガによく登場する言語ですが、その中に「滑らか」という意味を持っている単語があります。その単語はアーリアと言われ、主にインドやヨーロッパ語を言語として話す民族たちもまたアーリア人と呼ばれてきました。そんなアーリア人たちは、サンスクリット文字をもたらした民族としても有名です。

瞑想が世に伝えられるようになったのは、紀元前2,500年頃だと言われています。この時期は丁度、インダス文明が起こったことでも有名です。ヨガもまた同じ時期に始まったものと考えられている方も少なくありませんが、これはヨガの基となっている瞑想が始まった時期であり、実際にヨガという単語はまだ出てきていません。

ポーズを取ったり、身体を動かすエクササイズを取り入れた現在の形が伝わり出したのは、紀元前500年ごろだと言われているので、瞑想の概念が生まれてかなりの年数が経ってからのことです。

ちなみにインダス文明を起こしたのはアーリア民族だと解釈している方もいるかもしれませんが、それは違います。インダス文明を起こしたのは古代ドラヴィダ人であり、アーリア民族が侵入してきたのは、紀元前1,500年頃のことです。ヴェーダという古代経典とサンスクリット文字は確かにアーリア民族がもたらしました。

しかし、ヨガに関しては、ドラヴィダ人との人種的・文化的な融合を経て発展していきました。瞑想1本しかなかったヨガに、いろいろな形態の宗教や儀式などを組み合わせていったことで、私たち日本人にも親しみやすくなったといえるでしょう。

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カテゴリー:ヨガ

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