性力の意味を持つシャクティは、ヨガの歴史に不可欠

サンスクリット語が活躍するヨガでは、1つ1つの単語の意味を理解することでより意識が高まり、自然に興味も湧いてくることでしょう。ちなみにヨガには「繋ぐ」「統一」「調和」という意味があります。

ヨガを行ううえでたくさんの専門用語が使われますが、その中の1つにシャクティという単語もあります。意味は「パワー」「エネルギー」「能力」「想像力」「潜在的な力」です。最高神の活動力、宇宙のいっさいを発動せしめる根源力でもあるシャクティは、実は他にも「性力」という意味も兼ね揃えているのです。

性力といっても女性的な力として認識されているので、神妃を指す時に使われたり、神話に登場する神妃そのものをシャクティと呼んだりすることもあります。インドには至るところに像が置かれているイメージがありますが、中には男女が結合している官能的なものもありますよね。有名な像だとミトゥナが挙げられます。

それは肉体の力や性力的な力が神妃の観念を発達させた結果、男神が特定の神妃を求めるようになったからだといわれています。特に超能力(神通)の獲得を目標にしているタントリズムの修行者にとっては、いろいろとある教義の中で最も重視されている存在です。

性力という単語を調べてみると、シバ神妃とクンダリニーという単語を多く見かけます。特にシバ神妃の宗派、シバ派の特殊な発展としてシャクティ派(性力派)が存在したとも言われています。実はこの宗派、ビシュヌ派とシバ派と同様、重要なものだったようです。

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カテゴリー:ヨガ

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