ヨガができたのはサーンキヤ学派とヨーガ学派があってこそ

ヨガを始める上で、あまり深いところまで考える方は少ないかもしれません。しかし、知っておけばヨガに対する意識が少し変わってくるかもしれません。
まずヨガは、サーンキヤ学派がヨーガ学派と対になっており、理論面から基礎づける役割を果たしている…ということを頭に入れておいてください。

簡単にいえば2つは姉妹学派だということです。サーンキヤ学派は古代インドの六派哲学の1つであり、哲学者である迦毘羅仙(かびらせん)(カピラ)が開祖したといわれています。もともとはサーンキヤ学派が2世紀~4世紀頃に、パタンジャリというインドの文法学者によって『ヨーガ・スートラ』という重要文献にまとめられたのが始まりのきっかけです。

そしてこのヨーガ・スートラを根本教典に成立したのがヨーガ学派というわけになります。ちなみにヨーガ・スートラには、8つの段階のヨーガが存在します。

ヤマ(禁戒)、ニヤマ(勧戒)、アーサナ(座法)、プラーナーヤーマ(調気法、呼吸法を伴ったプラーナ調御)、プラティヤーハーラ(制感、感覚制御)、ダーラナー(精神集中)、ディヤーナ(瞑想、静慮)、サマーディ(三昧)…とヨガを行っている方であれば、1度は体験したことがあるものばかりではないでしょうか。

2つの学派が存在したことで、心身ともに癒し、向上することができるヨガができたということです。ここで1つ余談ですが、ヨーガ・スートラの沈思瞑想による修行は日本の仏教「禅」に繋がっているといわれています。

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カテゴリー:ヨガ

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