「自我」を表すアートマン思想とヨガの関係とは

ヨガというと、現在はストレッチやエクササイズとして運動することが目的となっています。しかし、本来のヨガの目指すものは運動そのものではなく、ヨガの運動によって生まれる深いリラックス感や悟りの精神を培うインド哲学の一つです。ヨガはいまから5千年前にインドで生まれ、現在では世界中に広がっています。

ヨガはヨーガ学派の哲学思想でヨガのアーサナなどによって、身体と精神をリラックスさせることで瞑想に集中でき解脱ができるという思想に基づいています。

インドの学派にはヨーガ派以外にも大きく6つに分かれています。ミーマーンサー学派、ヴェーダーンタ学派、ニヤーヤ学派、ヴァイシェーシカ学派、ヨーガ学派、サーンキヤ学派の6つです。ヨガの思想では、ヨガのアーサナなどの運動を行うことにより、精神がリラックスして自我、真我をさとることができます。

自我、真我とはサンスクリット語では、アートマンといいこの思想をアートマン思想と言います。自我はセルフまたは真我ともいい、意識のもっとも深い内側(Inner Most)にある我を表します。もともとの意味は「呼吸」を表していますが、それが「生気」、「生命原理」、「自我」、「真我」「セルフ」といった精神的な意味に転じて使われるようになったと言われています。

そしてそれがさらに宇宙の根本原理を意味する言葉として使われるようになっています。この思想はサーンキヤ学派の思想に基づきます。宇宙の根本原理はブラフマンと呼ばれアートマンと同一であるとされています。

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カテゴリー:ヨガ

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