FINAは世界の水泳競技を統括している国際水泳連盟の略
水泳競技の主催や共催を行ったり、選手の統括を行ったりするためには専門の機関が必要で、日本には日本水泳連盟があり、世界には国際水泳連盟があります。FINAは国際水泳連盟の略称で、スイスのローザンヌに本部があるため、フランス語表記の頭文字から取っています。
アフリカ、アメリカ、アジア、欧州、オセアニアの世界5大陸の水泳連盟が加盟をしていて、世界の200か国以上が参加しています。そして、加盟もしくは参加をしていなければ、公認の大会に参加することができませんので、国際試合やオリンピックに参加する資格を得ることもできません。
また、FINAでは公式の競技会における規定を設けていて、従わない場合には競技での記録は公式のものと認定されませんので、どんなに良い記録を出したとしても、世の中に知らしめる機会を失うでしょう。もっとも重視される規定は水着に関することで、日本水泳連盟でも規定に準じた決まりを制定しています。
認定水着を着用しなければ公式記録として認められない決まりです。
例えば、素材、スタイルにおいて規制があり、男子は上半身を覆わないこと、下半身はおへその下が上限で股下の長さは膝丈までとなっています。
一方の女子は、上半身は覆うことはもちろんですが、首と肩、腕は露出していることが条件で、下半身は膝丈が限界の長さです。基本的なスタイル以外にも細かい規定があり、全てをクリアすることができれば認定水着として着用が許可されます。
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カテゴリー:スイミング