世界水泳選手権はオリンピックに次ぐ世界規模の大会
世界水泳選手権を主催しているのは、略称FINAと呼ばれる国際水泳連盟で、略称は世界水泳です。大会の位置づけとしては、オリンピックに次ぐ規模の大きな大会であり、各国で開催される大会を勝ち抜いて選出されたトップアスリートが参加をしています。
奇数年の7月から8月に開催される決まりになっていて、オリンピックとはまた違った緊張感のある大会で、新記録が出やすいのが特徴でしょう。オリンピックの種目にはない背泳ぎ、バタフライ、平泳ぎの50mでのレースも行われます。なお、偶数年には短水路の世界大会が開催されています。
世界レベルの競技会にはどんなに一流のアスリートだとしても、必ず出場できるわけではありません。国の代表として一定の基準をクリアしなければならず、何らかのアクシデントでオリンピックへの出場が叶わなかった選手が世界水泳に登場するということもあります。
そのため、選手のレベルは非常に高く、見逃しては損と感じられるようなレースが目白押しです。競技種目は自由形、バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、個人メドレーリレーがあり、50mの種目もあります。
また団体戦のフリーリレーとメドレーリレーも実施されているのです。競泳の他、オープンウォーターは5km、10km、25kmの種目が行われ、シンクロナイズドスイミングはソロ、デュエット、チームの種目があり、高飛びと水球もあります。そして、記録の良い上位3選手及び3団体には金・銀・銅のメダルがそれぞれ授与されるのです。
この記事を読んだ方は下記の記事も読まれています
- 世界陸上はオリンピックとならぶ陸上競技世界一を決める大会
- 全国JOCジュニアオリンピックカップ水泳競技大会とは
- 全日本エアロビック選手権や様々な大会について
- 長野マラソンはオリンピック記念の冠を有した世界唯一の大会
- パンパシフィック水泳選手権は環太平洋にある国々によって開催される
- 日本選手権は国際大会に派遣する選手の選考もする
- ダイブは水泳競技の中のひとつで、3つの種目がある
カテゴリー:スイミング