競泳ワールドカップは短水路での大会で賞金が出る
国際水泳連盟が主催している水泳の競技会のうち、25mプールを利用する短水路の大会を競泳ワールドカップと言います。25mプールで競技が開催されるので折り返しが多くなりますが、実施される種目は自由形では50mから男子は最大1500m、女子は800mまで5種目です。
その他の種目には平泳ぎ、バタフライ、背泳ぎと個人メドレーがあります。
予選と決勝のみで行われ、予選を午前中に行って午後に決勝を行うスタイルが一般的なスケジュールです。たいていは2日程度の日程が組まれているのですが、参加する人数が多い場合には2日を超えた日程が組まれることもあるでしょう。
また、開催地は毎回異なりますが、日程はほぼ同じなので、選手にとってはコンディションを整えやすいという特徴があります。特筆点は、上位3名には賞金が授与されるということでしょう。
世界中の選手が参加できるものではなく、FINAに加盟している国と地域に所属する選手で、予選などを経て国際大会に参加する資格を得ていなければなりません。そして、FINAが主催する大会であることから、競技規則は連盟の制定する規則に準拠されます。
最も選手に関係しているのは水着の問題でしょう。着用するウェアはFINAの承認を得ていること、事前に登録が済んでいることという決まりがあり、未承認のウェアを着用した場合には、失格となり参加できなくなるので注意が必要です。また、ウェアは予選と決勝とでは同じものを着用しなければならないという規定もあります。
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カテゴリー:スイミング