ウエットスーツは浮力があるので長距離泳に適している
競泳で使用する水着は、水泳協会の公認を受けている製品でなければなりません。ウエットスーツはクロロプレンゴムという特殊な素材でできたスーツで、体に密着するように作られているので着脱に時間がかかりますが、ゆるみがあると保温性が低くなり体温の維持が損なわれてしまうでしょう。
また、生地の内部に気泡が含まれていることから浮力があり、生地が厚くなるほど浮力が増します。このようなことからスーツは既存のタイプではなく、オーダーをする人が多いです。
競泳では用いられることはなく、スキューバダイビングやサーフィンなどのマリンスポーツや水中の作業や救助作業などでも利用され、水泳競技のひとつであるトライアスロンの水泳においても着用されています。水着よりも浮力があることから長距離を泳ぐ場合には適した装備であると考えられているのです。
ウエットスーツには用途に応じて複数の形があり、たとえば袖が長く長ズボンの形式になっているいわゆるつなぎタイプは、フルスーツと呼ばれることもあります。また、シーガルは半袖の上下一体化タイプ、ロングジョンはノースリーブの上下一体型です。そしてスプリングは半ズボンが特徴で、長袖と半袖のタイプがあります。
ジャケット型で上半身のみのタッパー、ボレロタイプ、パンツのみなど用途に応じて使い分けをすることができます。水に浸かっている時間が長いほど保温性が求められるため、それぞれの特徴を考えて使用すると体に対して負担をかかりにくくすることが可能です。
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