マスターズは年齢区分があり長期間水泳を楽しむことができる
水泳の競技会には、一般の試合とマスターズ、ジュニアなど年齢区分を受けている競技会もあります。
例えばオリンピックに出場するには、制限はなく、競技会が制定する標準記録をクリアする実力さえあれば出場できる可能性はあるものの、年齢による競技内容の区別はされていませんので、純粋に実力による勝負をしなければなりません。
そのため、出場選手間の年齢差が大きすぎると実力や体力に差が生じてしまい、競技が成り立たなくなってしまう可能性も出てきてしまうでしょう。
対して、マスターズやジュニアの大会では、年齢区分が設けられているので、年齢差によって生じる不公平感はある程度解消されています。
例えばマスターズは国際大会では25歳が最低出場年齢となっていて、5歳ごとに区分されています。日本では18歳以上が参加資格を持ち、18歳から24歳、25歳から29歳に分けられ、以降は5歳ごとに区切られて競技が行われます。上限はありませんので、最高齢の参加者は100歳というケースも少なくありません。
年齢制限はありませんが、主催する日本マスターズ水泳競技会に登録をしているスポーツクラブやスイミングクラブに所属していること、選手登録をしていることなど、マスターズ水泳大会に出場するにはこれらの資格条件を満たしている必要があります。
しかし、基本的な条件さえクリアしていれば、年齢に関係なく長い期間継続して水泳を楽しむことができるのがマスターズ水泳なのです。
この記事を読んだ方は下記の記事も読まれています
- ジャパンマスターズは国内の大会では最も参加人数が多い
- 日本マスターズ水泳協会は心身の健全な発達を目標にしている
- マスターズ水泳協会は18歳以上の人が参加できる大会を運営している
- マスターズ登録をするには厳しい条件はない
- マスターズは35歳以上の参加者によるベテランのマラソン大会
- 世界マスターズは国際水泳連盟が主催をしている競技会
- 帯同計時員は原則として出場者が同伴しなければならない
カテゴリー:スイミング