2次要項は追加募集や競技会の変更事案の通達
2次要項とは二次募集と同等の意味で、水泳の競技会においては募集を締め切った後で、出場の募集を行うことを指します。最初の申し込みの時に出場希望者が定員に満ちた場合には追加することはありませんが、人数が不足する種目などがあれば、2次要項を制定して追加で出場希望者を募ります。
もちろん1次要項で定員になった種目は募集がありません。
例えば標準記録による応募制限がないマスターズなどの大会では、年齢層が幅広く、年齢別に競技種目が設定されているのですが、年齢層によっては出場者が偏ってしまう傾向にあります。
競泳は基本的には8人1組で競技を行うので、参加人数が少な過ぎる種目があると競技として成立できない場合もあるのです。そのため、開催日まで余裕がある場合には、複数回の募集を行っています。
ただ、日本水泳連盟や国際水泳連盟などが主催をする大きな大会では、競技会に参加するための標準記録に達していなければ参加条件のひとつを満たすことができません。また、その他にも厳しい条件を設けて、選手をふるいにかけているのが現状です。このようなことから、選手の追加募集を行うことはまずないと考えてよいでしょう。
ただし、選手の追加募集以外に、施設や設備の案内や詳細な競技時間についての通知が行われることもあります。変更事案の通達という意味合いを兼ねている場合もありますので、要項が送られてきた場合には、隅々まで読んで内容の確認をすることが大切です。
この記事を読んだ方は下記の記事も読まれています
- デッキシーディングは競技当日に組み分けをする方法
- メトロポリタンカップで開催された競技内容について
- 掛川・新茶マラソンの名物フルーツステーションで舌鼓
- 青梅マラソンは今年で49回目を迎える歴史あるマラソン大会
- 日本実業団水泳競技大会は事業所ごとの対抗戦
- インカレとは日本の大学を対象にした水泳競技会
- スイムオフとは水泳競技における再試合のこと
カテゴリー:スイミング