バブリングとは水の中で息を吐くことで息継ぎの基本
バブリングは水泳での息継ぎの基本で、水の中で空気を吐くことで、全ての泳法で長く泳ぐためには、息継ぎが適切に行われる必要があります。泳ぎながら肺に溜めた空気を口と鼻から少しずつ吐き、水面に口と鼻を出して肺の中に残ったものを一気に吐き出すと同時に吸うと、再び息を肺の中に溜めることができるのです。
しかし、息継ぎは決まった頻度で行わなければ泳ぐリズムが乱れてしまう為、呼吸の間にどの位の速さで空気をを吐き出せばよいのかを知っておくと、楽に息継ぎができるようになるでしょう。できれば鼻から吐き続けることができるように練習をすると、鼻から水が入るのを防ぐことができるのと共に、息が吸いやすくなります。
バブリングを上手に行えるようにするためには段階を踏んで練習をすると効果的です。初期の段階では、ボビングで体を慣らします。プールの中に立ってその場で行うもので、水中に潜って待機し、水の上に顔を出して息を吸いましょう。
潜って吐き立ちあがって吸う、という動作を始めはゆっくりと行い、徐々に2つの動作のスピードを上げて行ってください。これによって吐いて吸うという感覚をつかむことができます。
次の段階はボビングジャンプで呼吸の練習をします。潜ったり立ったりの動作に反動をつけて行うことで、徐々に泳いでいるのに近いスピードで呼吸の練習ができます。ジャンプして空気を吸い、水中に潜って鼻から出す、を繰り返しますが、その場で行うことに慣れてきたら、ジャンプしながらプール内を移動しなから練習を重ねましょう。
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カテゴリー:スイミング