バッグフラッグとは背泳ぎのための旗でコースごとに色が違う
バッグフラッグとは背泳ぎ用にプールに吊るされている旗のことを言い、コース毎に異なる色が使用されていて、5mの位置と50mプールでは25mを示すために使用されています。これによって、選手がどこの位置を泳いでいるのかを確認することができるように配慮されているのです。
また、これは競泳の規則として定められているもので、公式試合には必ず設置が義務付けられています。背泳ぎは他の3種類の泳法とは異なり、天井を向いて泳ぐのが特徴です。スタート台を使用せず水の中から泳ぎ始めますが、スタートは専用のグリップを両手で握って、プールの壁を両足で蹴ってスタートダッシュをします。
この時、水面から多少出たとしても問題はありませんが、足がタッチ板から外れていないこと、排水溝から出ないことなど足を置く位置についての注意があり、極端な姿勢をとると規則違反となります。
背泳ぎのスタートではパサロが良く知られていますが、タッチ板を蹴って泳ぎ始めてから15mまでは、全身が水没した状態で泳いでもm問題ありません。しかし、範囲を超えてなお泳いでいると失格となり、ターンをしたときにも同様の規則が適用されるのです。
泳いでいる最中は、体の厚みの半分程度が水面上に出ているようにしますが、仰向けに泳いでいても息継ぎのリズムを作り、あごを引いて泳ぎましょう。顔が上がってしまうと腰が曲がって下半身が沈みやすくなるので、目線は自分のおへそにするとよいです。また、ゴールの時にも体の一部が水面に出ていなければなりません。
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カテゴリー:スイミング