スクリーンプレーは水球の試合方法のひとつ
スクリーンプレーとは水球の試合の進め方の方法のひとつで、ゴールキーパー以外の攻撃側のプレイヤーが、守備側のプレイヤーに交じって動くことによってノーマークの選手を作り、得点を得やすくする作戦です。
多く得点をしたチームが勝利することができるため、この他の複数の戦略を組み合わせて戦いますが、攻撃は30秒以内にしなければならないというルールがあるため、展開の速い試合運びが特徴となっています。
水球はイギリスを発祥とする水泳の種目のひとつで、スピードを競う競泳とは異なり、対戦をして得点を挙げて勝敗が決まります。
2m水深があるプールの中で7人構成の2つのチームによって得点を争い、試合中はプールの中に立ったり、壁につかまったりすることはできない規則があるため、常に足を動かして水中に浮いていなければなりません。水中に浮いている状態でポールをパスしながら攻撃と守備を繰り返すため、非常にハードなスポーツといえるでしょう。
日本で行われた記録上の最古の水球の試合は明治40年のことで、現在の筑波大学と東京大学の試合となっています。国際試合としての記録上の最古のものは、慶応大学の水泳部に結成された水球のチームと横浜の外国人のクラブとの試合で、大正4年のことです。
また、大正14年には、国内で公式競技として全日本選手権水上競技会が開催されて、日本でもスポーツ競技として定着し始め、初めてオリンピックに出場したのは昭和7年のロサンゼルス大会からで、当時は5か国が出場しましたが、世界の壁は非常に厚いものでした。
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カテゴリー:スイミング