コンティニュアスはクロールの手の使い方のタイミング
クロールの泳ぎ方には、キャッチアップとコンティニュアスという2つの泳ぎ方があります。大きな違いは力の入れ方、体を使う順番とタイミングで、例えて言うなら、100mと1500mを泳ぐ場合には同じクロールでも泳ぎ方が異なるということです。
100mなら最初から全力に近いパワーで泳ぐこともできますが、1500mとなるとパワーの配分が必要でしょう。クロールのオーソドックスな泳法はキャッチアップで、水を左右の手を回した後には両手が必ず頭の上で揃える泳ぎ方です。
右手で水をかくときには左手は頭の上に伸ばしておき、リカバリー後に両手が揃ってから左手を回します。この方法では3拍子で泳ぐためスピードは出ませんが、正しいフォームを身につけやすいことから初心者に適しているといえます。
一方のコンティニュアスでは、頭の上で両手を揃えるのではなく片方の手のリカバリーと同時に次の手を繰り出します。
2拍子の早いテンポで腕を動かすため、推進力を得やすくスピードのある泳ぎをすることが可能です。両手を繰り出し続けるためには滋養阪神の筋力が必要となりますが、下半身が沈み込む暇がないのでスピードが落ちることもありません。
これに、体のローリングが加わればさらに早く力強いクロールができるようになります。両腕を順番に繰り出すタイミングを身につけることで、腕をグライドするときに肩をダウンスイープすると、リリースしたときに肘が上がりやすくなりローリングしやすいでしょう。
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カテゴリー:スイミング