両腕に付けて水に浮くための補助器具であるアームヘルパー
水泳の初歩は水と仲良くなることで、顔をつけたり、浮くことは難しくないことを体感することです。そのためには補助器具として浮き輪を用いるのが一般的ですが、スイミングスクールなどでよく利用される器具の一つにアームヘルパーがあります。
主に子供が使用する器具で、両腕に付けることで自然に浮くことができますし、水に対する恐怖感を和らげることができます。保護者が見守る中で背の立つ深さで使用することを条件に、1歳児からでも利用できる安全性の高いものです。
アームヘルパーは浮力が5kgくらいあるので沈む心配がなく、水面ではいはいのような姿勢で泳いだり、仰向けに浮かぶことができますので、保護者が足を支えてあげれば子供は水に浮かぶことができることの楽しさをすぐに覚え、背丈ぐらいの深さのプールでも怖がらずに遊べるようになります。
水遊びの補助器具としては浮き輪が一般的ですが、浮き輪はただつかまって浮かんでいるだけの役割しかありませんので、泳ぎを覚える役割はほとんど果たしません。
さらに、油断をすると穴からスルリと抜け出てしまう危険性がありますし、足が固定できるタイプのものでも、引っくりかえった時には足が抜けないことが逆に危険性を高めてしまうこともあります。
その点でいえば、両腕に付けるタイプは抜け落ちてひっくりかえるような危険性はありませんし、顔が水に浸かった状態になることもなく常に足が下になりますので、保護者の見守りは必要ですがリスクの少ない補助器具です。
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カテゴリー:スイミング