ランナーズニーはランニングで起こる代表的なスポーツ障害
ランニングは長時間にわたって足腰に負荷を与え続けてしまうスポーツです。そのため、他のスポーツと同様ランニングが原因となって引き起こされるケガや故障も少なくありません。その中でも代表的なのが「ランナーズニー」です。
ランナーズニーは骨盤の骨とスネの骨をつないでいる靭帯の炎症のことです。要するに膝周辺に痛みや違和感がある状態を表しています。他のスポーツでも同様の症状が起こることもありますが、特に長距離走者によく見られるためこの名前がついています。
もしも症状がみられる場合は安静を保つことが基本的な対処方法となります。極力ひざを使わないようにする、普段のランニングは痛みや違和感がなくなるまで休養することで軽度なものなら改善される場合が多いです。そのため、痛みがあるうちは練習を中止して体を休めることに集中するか、他の部位の強化に充てるようにしましょう。
もしも痛みが強く出ている場合は炎症を抑えるためのアイシングや、湿布や軟膏などの炎症を鎮めて痛みを和らげる医薬品を使用しましょう。これらはドラッグストアなどでも販売されていますし、医師の診察から処方されるケースも多いです。
ランナーズニーを予防するためには入念なストレッチを行うこと、そして走り方を見直すことが有効です。ランニングによる衝撃のダメージが蓄積するため現象が起こるので、歩幅を大きくとるストライド走法よりは、小刻みに回転を上げるピッチ走法の方が負担が軽くなります。またサポーターの使用も有効です。
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