無酸素性運動で筋肉をつけて基礎代謝を上げる
運動には無酸素性運動と有酸素性運動という2種類があり、有酸素性運動は十分長い時間をかけて酸素を取り込みながらする動きであり、それらを使って体内のエネルギーを燃焼させます。負荷の比較的少ない動きを長時間行うのがそれにあたります。
それに対し、無酸素性運動は瞬間的に力を必要とするような動きであり、バーベル上げや短距離走などがその代表的なものです。この運動では、基礎代謝を上げる働きがあり、基礎代謝が上がれば消費カロリーが増え、太りにくい体になります。例えば少しトレーニングでも十分に体のエネルギーが使用されるようになるのです。
年齢を重ねると自然に基礎代謝は下がってくるので、太りやすいと感じる人にはぜひ行って欲しいです。また体力低下を防いだり、持久力を伸ばしたりする効果もあり、健康維持の為に行うのも良いでしょう。
無酸素性運動は短距離走などを行っても良いですが、普通にランニングでも構いません。ランニングで走りながら、楽に会話が出来ないレベルがそれに当たります。呼吸が乱れてくると酸素をあまり体に取り込まなくなり、体内のグリコーゲンをエネルギー源として使用するのです。
またこのようなトレーニングによって、筋肉も付いてきます。筋肉がつけばそれだけさらに基礎代謝も上がります。筋肉によってエネルギーが自然と消費されるようになるからです。しかし筋肉が付いて体のラインが変わると心配しているような人でも、少しぐらいのトレーニングではそれほど筋肉は付かないので、心配する必要はありません。
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カテゴリー:ランニング