箱根駅伝に熱狂的なファンが大勢いるのはなぜか

今やお正月の恒例行事といえば、箱根駅伝でしょう。正確には「東京箱根間往復大学駅伝競走」と言い、1月2日から3日にかけて実施され、2日は東京から箱根への往路を、3日は箱根から東京への復路を走ります。往路・復路ともにそれぞれ5人ずつのランナーによってタスキリレーが行われ、往復の総距離は217.9kmとなっています。

日本人なら誰でも一度は見たことがあるであろう有名な大会なのですが、実は原則的に関東の大学しか出場できない地方大会に過ぎません。それにも関わらず、この駅伝が熱狂的なファンを多数抱えているのには、次の理由があります。
1つ目は、いわゆる「山登り」と言われる5区の存在です。

これは標高差864mを駆け上がる非常に厳しい区間であり、特殊な区間であるために大差が付きやすく、また逆転も頻繁に起きています。例えば「山の神」との愛称でも知られる、東洋大学OBの柏原竜二選手は、2008年の箱根駅伝において、5区のスタート前についていた4分58秒の差を逆転して、見事東洋大学を往路優勝に導きました。

2つ目は、この駅伝が大学4年生の長距離選手にとって、最後の大きなレースであるということです。4年間、一生懸命練習を重ねてきた成果を発揮する場所として、この駅伝は存在しています。4年分の汗や涙が染み込んだタスキを、ランナーたちがゴールまで繋いでいく姿が、視聴者にも感動を与えるのです。

箱根駅伝のテレビ中継の視聴率は、2014年放送時には、往路は26.8% 、復路は27.0%という非常に高い数字を記録しています。上記の理由もあって、これだけたくさんのファンに応援されているのです。

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カテゴリー:ランニング

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