捻挫に気をつけながらランニングを行うことが大切です
スポーツにおける怪我の中で、もっとも有名なものの一つが捻挫ではないでしょうか。これは関節に無理な力がかかって、関節のまわりの靱帯や軟骨といった部位が損傷し、腫れや痛みなどが発生する症状のことを言います。手首、足首、膝、肘、指などの部位が、特に損傷を起こしやすいと言われています。
例えば足首の捻挫の場合、軽いものであれば歩行を行うことは可能で、軽くひねったような感覚がする程度でしょう。しかし症状が重くなると、患部が腫れてしまったり、内出血を伴ったりする場合もあるのです。痛みが原因で歩けなくなっている場合には、靱帯が切れてしまっている可能性もあります。
このような症状が現れたら、早めに医療機関で診療を受けてください。
また、怪我をして、しばらくしてから症状が酷くなることもあるのです。そのため、症状が軽いもののように思われても、油断をしてはいけません。痛みや違和感があるうちは、しばらく安静にして、様子を見ることをおすすめします。
予防方法としては、第一に準備運動を丁寧に行うことが挙げられます。関節を中心にして、入念なストレッチを行なってください。特に手首や足首は、あらゆる方向に十分に回しておけば、怪我のリスクを減少させることができます。また、第二にジャストサイズの靴をはくことが挙げられます。
サイズの合わない靴をはくと、振り上げた脚の着地がうまくいかずに、捻挫に繋がる危険性が増すのです。せっかくのランニングも、怪我をしては元も子もありません。しっかりと予防を行い、楽しくランニングを実施しましょう。
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