フルマラソンのタイム向上の秘訣はネガティブスプリットにあり

一般的に、フルマラソンを走る際には、前半よりも後半のほうが、タイムが落ちるものと思われています。疲労が溜まってきた後半には、前半のような速いスピードを維持することができずに、ペースダウンしがちです。しかし、近年の世界の一流ランナーたちは、残りのハーフのほうが速くなるようなペースメイクをしているのです。

このような走り方は、ネガティブスプリットと呼ばれています。
例えば、ケニアの皇帝と呼ばれるハイレ・ゲブレシラシエ選手は、2008年に当時の世界新記録を樹立した際に、前半は1時間2分5秒で走っているのに対して、後半は1時間1分54秒というタイムで走っています。

同じくケニアのマラソンランナーであるポール・テルガト選手に至っては、2003年に当時の世界新記録をマークしたとき、前半が1時間3分4秒に対して、後半は1時間1分54秒と、なんと1分以上も速く走っているのです。これらの例を見るだけでも、ネガティブスプリットの効果が分かります。

もちろん、一流ランナーのみならず、一般の市民ランナーにとってもネガティブスプリットで走ることは効果的です。前半にエネルギーを使い果たすと、後半の苦しい場面において、ペースが一気に落ちてしまい、最終的なゴールタイムにも大きく悪影響を与えてしまいます。

むしろ前半をゆっくり走り、後半にペースを上げることによって、全体のタイムも速くすることができるのです。大会本番で、このようなペースメイクを実現できるようにするためにも、練習の段階から、前半は抑えて後半は上げるという習慣を身につけるようにしましょう。

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カテゴリー:ランニング

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