乳酸性作業閾値を把握して、自分に適したペースを知ろう

ランニングを行なっていると、ある程度のペースまでは気持ちよく走ることができるのに、ペースを上げ過ぎると急に苦しくなるということがあります。この作用には、「乳酸性作業閾値」という数値が深く関わっているのです。

そもそも「閾値」とは、それを境目にして、突然何らかの反応が発生するようになるような点のことを言います。ランニングにおいては、徐々にペースを上げていったときに、急に血中の乳酸(疲労するような運動をしている際に血中に発生する物質のこと)の濃度が上昇する速度のことを乳酸性作業閾値、略してLTと呼びます。

LTをオーバーすると、血中に乳酸が溜まり、身体への負担が高まって、苦しいと感じるようになります。言い換えれば、速く走れるランナーほど、遅いランナーに比べてLTの値が高いのです。

長い距離を効率的に走るためには、自分のLT値を把握して、それを超えないような速度を保つことが重要となってきます。このLTを測定する方法として、トレッドミル(ランニングマシーン)を用いたものがあります。まずトレッドミルの上で3分間ランニングを行い、その際の血中乳酸濃度を計測します。

次に、この作業を5~6段階の速度(ゆっくりのペースから、ある程度速いペースまで)で行い、速度と血中乳酸濃度の関係から乳酸性作業閾値を算出することができるのです。この測定は、スポーツジム等で実施できるので、フルマラソンの完走などを目指す方はぜひ試してみてください。

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カテゴリー:ランニング

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