テーパリングでランニング大会当日に最高のパフォーマンスを実現しよう
ランニング大会やマラソン大会当日に、最高の状態に仕上げたいのは誰もが同じことです。しかし簡単にできれば苦労はありません。どうすればうまく調整できるのかは個々人によって異なりますし、思いもよらないような要素も複雑に絡んでくるため一概には言えないのです。
そこで用いられている手法のひとつに「テーパリング」があります。これはレース当日に向かうほど練習量を少なくすることで、筋肉の超回復や蓄積した疲労を効率よく取り除くための調整方法になります。
あまりレースに慣れていない人は十分な練習ができていなかった、自分が納得のいく内容にしたいため少しでも練習をしておきたいなど、直前になって詰め込み過ぎてしまうケースが多いのです。
しかしそれだと疲労が抜けず、ダメージを受けた筋肉がそのままでレースに参加しなくてはならないこともあるため、結果的に最高のパフォーマンスとは言えない状態になることがあります。テーパリングは大会当日に向けて練習量を減らしていくという明確なルールが決められているので、調整をうまくできない初心者ランナーでも取り入れやすい手法だと言えるでしょう。
もちろん疲労回復や超回復は個人差があるため、2日間はゆっくりと休養を取った方が良い人もいれば、1日だけしっかり休めば良いという人もいます。あまりにも多く休みを取ってしまうとかえって体が鈍ってしまうケースも十分考えられるので、テーパリングの経験が必要になってきます。
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