ランニングトレーニングの質を上げるためにはつなぎがとても大切だった
ランニングトレーニングはずっと同じ強度のメニューを続けるよりも、異なる強度のメニューを交互に取り入れたほうが身体にかかる負荷が大きく、より効率よく鍛えられます。
例えば、インターバルトレーニングによるスピードアップを目指す場合、ハイペースで走ってつなぎを入れ、その間に疲労回復や筋力の維持、さらには心肺機能の維持などを目的に軽い運動を取り入れる場合があります。明確なくくりはありませんが、ジョグやウォーキングなどを取り入れるケースが多いです。
これを行うことによって、次のトレーニングでの効率を大幅に高められます。
ランニングでは比較的長時間にわたって運動し続けなくてはならないため、特に心肺機能の向上は必要不可欠です。心肺機能は最初から力がつくものではなく、徐々に機能が高まっていくものです。
そのためにも自分の体に無理のないように強度を高めるには、つなぎが重要だとされています。また、連日ハードなトレーニングを行っていると、オーバーワークを引き起こす場合があります。そうなると筋肉が疲弊してしまい、ケガなどの故障の原因にもなりかねません。
それを回避するためにも、比較的運動強度が緩いジョギングなどで体の調子を落とさずに回復させるメニューを取り入れましょう。ポイント練習に加えてつなぎ練習を取り入れることによって、超回復が起こりやすくなり、手早くレベルアップに結びつけられます。練習計画をきちんと立て、運動強度の低いメニューでもきちんとストレッチを行ってケガ対策を忘れないようにしましょう。
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