タイムトライアルをトレーニングに組み込んでランニングの成果を確認しよう
ランニングの練習ではメリハリをつけることが大切です。いつも同じメニューをこなしているだけでは体が適用してしまって運動強度が下がり、効率よく体を鍛えることができなくなります。そこで様々なメニューを取り入れていくわけですが、ぜひ実践して欲しいのがタイムトライアルです。
これは全力疾走、あるいは全力に近いようなハイペースで走る実践的な練習になります。英語の頭文字をとって「T.T」と呼ばれることもあります。どうしておすすめなのかというと、毎日のランニングトレーニングの成果や自分の実力を確認するのに最適な練習方法だからです。
例えば、決まったコースを走るとき定期的にタイムを記録しておきます。それを1週間後、1カ月後、3カ月後、半年後と比較していくと自分がどれくらい早く走れるようになったのか、ペースを維持できるようになったのかを確認できます。
特にマラソン大会などにチャレンジして、記録を少しでも伸ばしたいランナーは必ず取り入れるべき練習方法のひとつだと言えるでしょう。タイムトライアルは決められた距離を全力に近い速度で走り切らなくてはならないため体への負担が懸念されます。そのため毎回行うのではなく、定期的に行うのが望ましいです。
1週間に1度くらいのペースでも良いのですが、2週間に一度、1カ月に一度でも十分なことが多いです。例えばフルマラソンに参加することを前提としてタイムトライアルを行う場合、それだけの距離を本番さながらに走らなくてはならないので、体調が良い時を見計らって行ったほうが良いでしょう。
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