ランニングに速筋線維は不要だと言われている理由について

筋肉には大きく分けると2種類があります。ひとつは瞬発力に優れているとされる「速筋線維」です。そしてもうひとつが持続力に優れている「遅筋線維」になります。もちろんランニングやマラソンを行う上で重要だとされるのはスタミナと深い関係のある遅筋線維の方です。

速筋線維は無酸素運動を行った際に強く働く筋肉とされており、筋肉の色は白っぽいので白筋とも言われています。鍛えるほどより太く、大きくなりやすいという特徴を持っているので、ボディビルダーのような全身が筋肉で覆われている人ほど発達していると言えるでしょう。

優れた瞬発力を持っているものの、無酸素運動時に最大のパフォーマンスを発揮する筋肉なので非常に疲れが溜まりやすいです。またスタミナはほとんどありません。一方の遅筋線維は有酸素運動を行うときや漫然とした動きで強く働き、筋肉の色は赤っぽいので赤筋とも呼ばれています。

あまり肥大化することはないので、ランナーに細身の人が多いのはこれが理由です。普段からランニングで十分に遅筋線維を鍛えることができていれば、効率よくエネルギーを燃焼させることができ、必要最低限のカロリーで最大限のパフォーマンスを発揮できます。しかし一方で瞬発力にはあまり優れていません。

アスリートは体を鍛えるときには速筋と遅筋のバランスを考えます。スプリンターなど瞬発力がすべての競技は速筋を強化するトレーニングを行い、マラソンランナーなどスタミナがものを言う競技は遅筋をトレーニングしていくのです。スタミナも瞬発力も必要な競技を行う場合は速筋60%、遅筋40%になるようなトレーニングを取り入れることもあります。

この記事を読んだ方は下記の記事も読まれています

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

カテゴリー:ランニング

このページの先頭へ