国際陸上競技連盟ではマラソンに格付け制度を導入しました
国際陸上競技連盟とは本部をモナコ公国に置く世界規模で陸上競技を統括している国際スポーツ界最大の組織で、世界の6つのエリアで運営されているいずれかの連盟に加盟している210もの国と地域によって構成されています。
略称表記名をIAAFとして、トラック、フィールド、競歩、クロスカントリー、一般道路、山岳において開催されている競技会を主催しているのです。
この組織が設立された目的は、陸上競技を世界規模で統一されたルールの下でスポーツとして普及するとともに、共通の認識を持った価値を高めることで、人種、宗教、政治および性別を問うことなく、世界中からの参加者は平等の下で競技に参加することができるとしているのが特徴です。
さらに、フェアーなプレーの推進と、ドーピングの害を排除するための活動も積極的に行っています。また、IAAFは加盟する団体及び地域の連盟に所属する世界中の陸上競技選手が整った環境でスポーツができるために、技術、宿泊、輸送、財政、医学、その他の情報面において出来る限りの支援も提供します。
マラソンにおいては、IAAFが定める規定に照らし合わせて格付けが設けられていて、例えばゴールドラベルレースでは計測証明書、5か国以上での競技会の放映などの条件をクリアしなければなりません。
主なゴールドラベル取得の大会は、国外大会では、ロンドン、ベルリン、ボストン、シカゴ、北京などのレースがあり、国内においては、東京、琵琶湖、名古屋ウィメンズ、福岡国際マラソンなどがあります。
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カテゴリー:ランニング