高地トレーニングを実施すると酸素を供給する機能をアップできる

マラソンなどの陸上競技を始めとするアスリートの多くが、高地トレーニングを実施しています。高地というのは標高の高い土地の事で、特徴は酸素の濃度が薄いということです。体を動かして筋肉に負荷をかけるためには実は多くの酸素が必要なのです。

それなのに、わざわざ低酸素の環境でトレーニングをするのは、体が酸素を取り入れる機能を高めるのが目的です。特に呼吸器官にとって厳しい環境となりますが、鍛錬することによって酸素が少ない環境下にあっても充分な酸素を体内に取り入れることができるようになります。

利用するのには適した標高というのがあって、大体1600mから1800mが最も適していると考えられています。もっと高い地域もありますが、あまり高い地域になると逆に高山病のリスクが伴いますので、一部のアスリートを除いては2000m以下の地域で合宿を行っています。

特に知られているのは、アメリカのボルダー、アルバカーキー、中国の昆明などで、日本国内では菅平・峰の原・飛騨の御岳高原などがよく利用されています。また合宿期間は長期ではなく、せいぜい3週間から6週間程度です。

高地トレーニングをすることによって得られる変化には、赤血球を増加させる働きを持つエリスロポエチンという物質を増加させることができ、その結果、体中に酸素を供給する機能をアップさせることができるのです。

このような論理から、平地でトレーニングの内容をタイトにするより高地において通常と同じ内容を実施する方が有効であると考えられているのです。

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カテゴリー:ランニング

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