グルタミンは体内で生成される成分で熱に弱いのが特徴
グルタミンの働きには、筋肉の維持、免疫力のアップ、体脂肪の蓄積の予防、疲労回復、成長ホルモンの分泌などがあり、アミノ酸の一種ですが日常生活で必要な分は体内で生成されています。
しかし、筋肉を酷使するようなスポーツや仕事をしている場合には生成が追いつかないことがあり、強度のスポーツ以外ではストレス、風邪によっても生成力が減少することがあります。卵、肉、魚などに含まれている成分ではありますが熱に弱いという特徴がありますのでサプリメントなどで補うのが一般的です。
具体的には体内でのたんぱく質の分解を抑制する働きがあり、インスリンを刺激せずにエネルギー源に変換することができます。この現象は特に腸でよく働き、修復や機能の改善効果を得ることができます。
腸の働きが正常化されることによって、消化活動が活発になり、便秘の改善に効果を発揮するとともに免疫力もアップします。そのため医療の現場でも用いられることが多く、筋力が低下している患者でも免疫力や腸内環境の改善ができるのです。
不足していると考えられる場合はサプリメントから補うことができますが、副作用や過剰摂取が心配になります。しかし、日常の食事とサプリメントから取り入れても、適量を守って使用している限りは弊害の心配はありません。用法・用量を必ず守るのが条件です。
また、似たような名称のグルタミン酸とは異なる栄養分で、こちらはアンモニアの解毒効果の機能を持っています。もう一つ似たような名称でうまみ調味料にグルタミン酸ナトリウムがありますが全く別物です。
この記事を読んだ方は下記の記事も読まれています
- グルコサミンは40歳を過ぎると体内での生成力が激減する
- ガンマー・リノレン酸は体内で作られる成分で様々な効果がある
- LIFESTYLEの特徴は天然成分でつくられたサプリメント
- なかきれい酵素は48℃以下の低温で生成されている
- DHAは体内では生成することができない必須脂肪酸
- カリウムは体液に含まれる成分で、浸透圧の維持に関与しており、高血圧予防にも効果的
- αリノレン酸とは体内で生成できない必須脂肪酸の一種
カテゴリー:ランニング