記録が公認されるには条件のクリアが必要です
毎日ランニングをしている人の中にはランナーとして競技会への出場を考える人もいます。
そしてできればよい記録で完走したいと願うものです。多くのマラソン大会では、ゴールすると同時に大会名、名前、完走タイムが記入された完走証が発行されますが、この時のタイムは必ずしも公式記録として陸連に登録されるわけではなく、一定の条件をクリアしていることが必要です。
アスリートに限らず、ランニングを楽しんでいる市民ランナーでも公式の記録を保持できるということは、日々の努力が認められるということですから、更なるパフォーマンスの向上に意欲的に取り組むるきっかけに繋がります。
国内で開催されているマラソン大会にはランクがあり、どんなにエントリーしたくても、条件をクリアしていなければ出場できない上位の大会もあるのです。基本的な条件を整えることができれば、大きな大会にエントリーして自分が走ったタイムが公式のものとして残してもらえます。
まず、参加するランナーは日本陸上連盟に登録していることが大前提です。これには特に厳しい条件はなく必要書類に記載をして、登録料と共に提出をすれば手続きする事ができます。
この上で、参加する大会が陸連もしくは都道府県の陸上協会主催・共催・公認の催しである事、公認のコースで実施される事、審判が公式員である事が基本的な条件となります。これらの条件の下で競技に参加をして良いタイムで完走することができれば、トップアスリートに交じって大きな競技会に参加できることも可能となります。
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