関門はコース内に設定されていて時間制限が設けられている
マラソン大会にはアスリートのみ、市民ランナーなら誰もが参加できる、など様々な大会がありますが、参加条件に持ちタイムや実績を問わない誰もが参加できる大会においては参加者の実力がまちまちで、ゴールのタイムに大幅な差が出てしまいます。
ほとんどの大会では独自のゴールまでの制限時間が設けられていて、コース内にも関門を設けて距離ごとの制限時間を設定しているのです。時間に間に合わなければそれ以降はリタイヤの扱いとなり、参加者は収容車に乗ってゴールに移動することになります。その際、速やかに係員の指示に従うこととゼッケンを外さなければなりません。
参加者の中には関門が閉じる時間によってペース配分をする人もいますが、最低限の時間設定なので完走を目指す人には適していますが、上位入賞を目指すには自分なりのペース配分を設定することが大切です。
また、マラソン大会にはサブフォー、サブスリーなど完走できる時間の目安によって参加制限の設けられている大会もありますので、普段の練習でタイムを意識しながら走ることも必要でしょう。また、関門は単にランナーのためだけでなく交通規制にも関わりがあります。
マラソンは道路を占領して行う競技なので、一般車両は大会運営中は片側通行になったり、迂回路の通行になるなどの規制がされます。そのため、長時間の規制が行われしまうと交通渋滞や混乱を招きかねないため、時間を限定して規制を解除しなければならないという事情もあります。
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