ウエーブスタートとはマラソン大会において利用される方法
マラソン大会は参加する人がとても多いのが特徴ですが、この時のスタート方法のひとつがウエーブスタートです。参加者をいくつかの組に分けて時間差スタートすることによって、混乱を予防する効果があります。
この方法を採用している有名な大会には、ボストンやニューヨークのシティマラソンがありますが、国内の大会ではほとんど採用されていません。
ダイエットや健康管理を目的としてランニングをしている人は多いですが、マラソンとなると一部のアスリートのためにスポーツだったのです。
しかし、今や市民ランナーとして参加制約のないシティマラソン大会への参加を目指す人は年々増加しています。そのため、スタートラインでの混乱を予防するためにもウエーブスタートはメリットのある方法と言えます。
一方では順位の確定がその場で確定されないなどのデメリットもあるのですが、これを解消するためにPCチップとゼッケンを利用しています。ゼッケン番号は主に招待選手、陸連登録選手、市民ランナーなどで分けられていて、その番号によってスタート位置の目安となるものです。
また、PCチップはシューズの片方の紐に装着して使用し、大会が設置したポイントを通過するとタイムが自動的に測定されるシステムになっています。マラソン大会での順位はコールした順番で決定しますが、完走タイムの測定は、号砲が鳴った時間もしくはスタート地点を通過したときから測定されていて、大会によってどちらかが選ばれています。
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カテゴリー:ランニング