リストウェイトでインナーマッスルを鍛えましょう
おもりの入ったリストバンドのことをリストウェイトといい、主にインナーマッスルを鍛える方法として用いられます。
インナーマッスルとは、何層にも重なって身体を覆っている中でも比較的深い部分にある筋肉のことを指し、人間の身体が柔らかく効率的に動くように柔軟に関節の位置を調節したり、姿勢を正常に保つなどの働きをしている、小さくても重要な筋肉です。
反対にアウターマッスルと呼ばれるものもあり、体表近くの筋肉を指していい、ベンチプレスやスクワットなどによって鍛えた際に、力こぶや胸筋など見た目に表れます。筋力トレーニングにおいて重さという負荷をかける場合に、ダンベルを使用するには手で握る必要があるため、アウターマッスルの動作が強くなってしまいます。
これに対してダンベルを使用せずリストウェイトを使うとインナーマッスルでの動作が主となるため、身体の核であるインナーマッスルのための筋力トレーニングにはリストバンドによる負荷をかけるのが最適でしょう。
インナーマッスルを鍛えると太りにくい身体になります。よくダイエットにおいては引き締めという言葉が使われますが、表面的な筋肉を引き締めても、身体の内側がたるんでいてはリバウンドの原因にもなってしまうのです。
身体の内側から筋肉が鍛えられることで基礎代謝が上がり、脂肪のつきにくい身体へと変化します。また、腰痛予防のためには骨盤周りの筋肉を鍛えると良いともされているのです。
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