上腕二頭筋は力こぶを作ることができる筋肉
アニメや漫画などの主人公が握りこぶしを作って腕を曲げたときにできる力瘤は、上腕二頭筋の筋力によって大きさや硬さが異なります。この筋肉には短頭と長頭の2つの部位で構成されているため、このような名称で呼ばれているのです。
役割は力瘤を作るためだけではなく、肘の関節を曲げ伸ばしするという、もっと重要な役割を持っています。その他、肘を支点として手首や手のひらを回転させるためにも必要な筋肉で、筋力が低下するとドアのノブを回せないなどの弊害が出ることもあります。
人間の体には全身に多くの筋肉があり、普通に日常生活を営んでいるだけでは徐々に劣化してしまうのです。そのため、健康な体を維持するためには意識をして筋力トレーニングを行わなければなりません。
上腕二頭筋を鍛えるトレーニングには、ウエイトを利用した方法があります。例えばダンベルカールは、両手にアンダーグリップでウエイトを持って上げ下げする、オーソドックスなエクササイズです。その他ハンマーカール、フレンチプレスなどダンベルを使用した簡単なエクササイズで、筋力アップを図ることができます。
また、特別なウエイトや器具を使用しなくてもできるトレーニング方法として、腕立て伏せがあります。床に向かって行うのが難しい場合には、壁に手をついて曲げ伸ばしをするだけでも効果があるでしょう。
筋力が低下すると日常生活に不都合が生じるだけでなく、体の基礎代謝率の低下も起こります。それによって脂肪が蓄積しやすい体になってしまうため、太りやすく痩せにくい体質になるのです。シンプルなトレーニングでよいので、日々のエクササイズに取り入れると健康維持に役立つでしょう。
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