体重計の多機能のタイプは体組成計とも呼ばれている
体重計は体重を測定する健康管理器具のことですが、肥満度や健康状態を確認するためにも利用されています。特に、成人病のリスクを指摘されている人や体型を気にしている人にとっては、1kgどころか100gの変動にも一喜一憂してしまうため、器具は高性能であることを求める人が増えてきました。
体重計はかつてはバネ式が主流でしたが、デジタル式で測定・表示する器具が増えています。技術の進化によって、体重だけでなく身長と年齢を設定しておくとBMIを自動計算してくれたり、体脂肪率、内臓脂肪率、基礎代謝量、筋肉量、骨密度まで測定できる器具も出現し、インナースキャンや体組成計と呼ばれています。
多機能の体組成計には記録システムが内臓されているものもあり、体重管理がしやすいように工夫がされていますので、体重の増減だけに着目するのではなく、自分の体の状態をリアルタイムで把握するのに役立ちます。
また体重計は、自宅以外では病院、学校、銭湯、温泉などにも常設されていますが、どんなに正確で高品質な器具であっても、種類や設置場所によっては誤差が生じることがあります。さらに地域によっても緯度と経度の関係から、特に最北端と最南端では100kgに対して100g前後違いが生じます。
そのため、秤メーカーではあらかじめ誤差を補正した製品も製造していて、測定できる最小単位が100gの器具などは北海道、沖縄、その他の地域用と大きく3種類が用意されているのです。
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