ランジアップのポイントは重心移動と体の向き
美容エクササイズとして女性に人気のあったエアロビクスが、近年では老若男女を問わず幅広い世代から、健康のための運動としても親しまれています。ほとんどのスポーツジムでは、スタジオレッスンにエアロビクスを取り入れており、初級から上級までレベルに合わせたレッスンを受けることもできるのです。
こうして多くの人が取り組んでいるエアロビクスは、さまざまなステップを組み合わせた振り付けによって構成されています。ランジアップは、エアロビクスのウォーミングアップでよく使われるステップで、左右どちらか片方または両足が必ず床に接地しているローインパクト系ステップのひとつです。
ローインパクトは、ハイインパクト系のステップよりも消費カロリーは少ないのですが、足への衝撃が少なく初心者に向いています。
ランジアップのやり方は、足を肩幅よりも少しだけ広く開いた状態からスタートし、1カウント目で重心を落としながら軽く前傾姿勢をとり、2カウントで重心を引き上げながら片方の足へ重心を移動させましょう。これを左右交互に繰り返すのです。
ポイントは体重移動をしっかりと行うことと、重心を落とすときにはおへその向きを正面に向けたまま行うことです。
横への重心移動がありますが、体をひねってしまうと効果が分散してしまいますから、常に正面を向いた状態で膝を柔らかく使って行いましょう。動きにはあまり激しさを伴いませんが、重心の移動にカロリーを消費するため、意外と疲れるステップのひとつと言えます。
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