安全な運動のために目標心拍数を知りましょう
ダイエットや健康のため、病気の予防のため、筋力のトレーニングなど、さまざまな目的を持ってスポーツやエクササイズを行う人がいますが、運動効率という言葉が存在するように、ただがむしゃらにやれば効果が高くなるというわけではないことが周知されるようになりました。
自分に合ったペースで行うことが大切であり、度を越えてしまえば健康を阻害したり怪我や関節の痛みなどにつながる危険性も含んでいるのです。
多くの人が運動をする目的として掲げているダイエットや健康維持においては、有酸素運動が最も効果的であると言われています。
酸素を多くとり込むことによって心肺機能の強化にもつながりますから、中高年層にも安全に行えるのです。安全なペースをつかむためにも役立つのが目標心拍数であり、自分の数値を把握しておくことによって、無理せずに効果的なペースを知ることができます。
目標心拍数は簡単な式によって求めることができます。(220-年齢)から安静時心拍数に目標とする運動強度をかけたものに安静時心拍数を足したもの、となりますが220-年齢とは最大心拍数を表しており、脈拍がこれに近づくほど強度は上がっています。
目標強度は、運動習慣が全くない人などは40%、肥満者や中高年で50~60%、慣れている人は60~70%を設定して求めた数値が、自分に合った有酸素運動の目標心拍数です。これ以上の数値を設定してしまうと、無酸素運動の域に入ってしまうので、ダイエットや健康維持が目的の場合は、あまり高い数値を設定しないよう注意しましょう。
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