脱臼した場合には早急な治療が必要とされます
スポーツにおいて気をつけなければいけないことのひとつに怪我がありますが、脱臼はその中でも早急に治療処置すべきものであり、遅くとも8時間以内に元に戻すべきであるとされています。
骨と骨とを繋ぐ可動部である関節が伸びすぎたり曲がりすぎたりしたときに、元の正常な位置からずれてしまうことを脱臼といい、関節が完全に外れてしまう場合と位置がずれた程度のものまでさまざまです。原因としては、外的な力により発生する場合と病的な理由に起因するものとがあります。
症状としては、関節が異常な形になり動かすことができません。また、強い痛みを伴って関節周辺に腫れを起こします。そして、関節を支える役目を担っているじん帯など周辺組織への損傷が見られるのが特徴です。
位置がずれた程度のものは、変形が少ないので、じん帯などの損傷を指すねんざとの区別がつきにくい場合もあります。治療が大きく遅れてしまうと、全身麻酔による手術が必要となる場合もあるので、早急な治療が大切です。
脱臼はその外れ方によって3種類に分類されています。肩やあご、ひざなどに見られる、関節面の一部が接触しているものの外れかかっているものや、完全に外れているものの他に、治療せずに放置した結果、新しい関節を形成して元に戻らなくなる状態のものもあるのです。
治療は専門知識を持って行うことが重要です。整形外科などの受診によって骨を本来の位置に戻し、固定しなければなりません。
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