うっ血が起こる原因と解消をするための運動
うっ血とは、血流が悪くなって、停滞してしまうことを言います。静脈を流れる血液が異常にたくさん溜まっている状態です。うっ血が起こる原因は、心臓の働きが弱っていたり、静脈の働きが弱まっていたりなどが挙げられます。
心臓が弱い人は、血液を全身に送る機能が衰えているために起こってしまいますが、場合によっては心不全など重大な病気を引き起こしている可能性もありますので、何をしても状態が改善されない場合は、医療機関で診断してもらった方が良いでしょう。
静脈は血液を心臓に戻す働きをしますが、この働きが弱まると、血液を心臓に戻すことができなくなり、停滞し始めます。一般的に血液の停滞はこれが原因で起こっている人が多く、放っておくと前述したような病気を招く恐れがありますので、軽いうちに解消しておくことが大切です。解消するには運動が効果的です。
運動して血流を良くすると血液は心臓に向かって順調に流れますので、停滞は解消されます。また、心臓に血液を戻すポンプ役を担うのがふくらはぎの筋肉ですので、足の筋肉を鍛えることも血流を良くすることに繋がります。
血流をよくする運動は何をしても構いませんが、おすすめは体にあまり負担がかからないウォーキングです。ウォーキングはハードな運動ではありませんが有酸素運動ですので、効率良く血流を良くすることができます。また、適度にふくらはぎを鍛えることができるので、再び血流が悪くなるということを防ぐこともできます。
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