テニス肘の原因はラケットにボールを受ける衝撃
テニスのストロークを過度に繰り返すと、ひじ関節を痛めてしまうことがあります。またバックハンドストロークをやりすぎればひじの外側を、フォアハンドストロークをやりすぎればひじの内側を痛めてしまいます。
前者は正式には上腕骨外側上顆炎、一般的にはバックハンドテニス肘と呼ばれ、後者はそれぞれ上腕骨内側上顆炎、フォアハンドテニス肘などと呼ばれています。頻発する年齢は、30代後半から50代にかけてといわれており、疼痛を感じたらできるだけ腕を使わずに安静にしておくことで、次第に痛みも和らいでいくでしょう。
いずれのテニス肘も、ラケットで勢いよく飛んできたボールの衝撃を繰り返し受けることによって肘にダメージが蓄積されてしまう為に起こります。日常生活においても、雑巾を絞ったり、ドアの取っ手を回すといった行為の際に、痛みが生じることがあります。
肘に痛みを感じるようになったら、しばらくの間はラケットを握らずにおくようにしましょう。だましだまし続ける人もよくいますが、悪化させたり、その後数十年にわたって痛みが続いてしまうことになりかねません。できるだけ早い段階で肘を休ませることが大切だといえそうです。
冷やさないように心がけ、手首から肘にかけてをゆっくりとストレッチしたり、低周波治療などを取り入れてみてもよいでしょう。また、必要に応じてサポーターをつけるのも良いですが、常時つけていると、筋肉が衰えてしまう可能性もあるので注意が必要です。痛みが治まってきてテニスを再開する時には、ガットは少し緩めに張るようにします。
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カテゴリー:フィットネス用語