チアノーゼの特徴は唇や指先が暗紫青色になる

血液中の酸素の濃度が著しく低下し、炭酸ガスを含む静脈血の流れが悪くなった際には、顔面や唇、爪、指先などが暗紫青色(あんしせいしょく)を示す場合があります。この症状はチアノーゼ(cyanosis)と呼ばれるもので、血液中の還元ヘモグロビン(デオキシヘモグロビン)は5g/dLなど、非常に高い数値を示します。

通常であれば、還元ヘモグロビンは肺で酸素と結合して酸化ヘモグロビンとなり、全身をくまなく巡るわけですが、何らかの疾患があるなどした場合には、酸素とうまく結合できず、還元ヘモグロビンの数値が異常に高くなってしまい、その結果、このような症状が現れることがあります。

また、この逆の症状には、酸素を取りすぎたことによる過呼吸がありますが、こちらは顔面が赤くなることが特徴です。
血液は本来鮮やかな赤色をしていますが、血液中の酸素の濃度が低いと、血液は青っぽい色を示し、それが唇や爪などの症状となって現れるのです。

この原因は、呼吸器や循環器に重い疾患を抱えているケースが多くあり、これを中枢性チアノーゼと呼んでいます。また、末端の血管が縮むことによっても発症し、これは末梢性チアノーゼと呼び、さほど心配する必要はないといえるでしょう。症状の現れた患部を温めてあげると、次第に回復してくる場合がほとんどです。

この2つを見分けるには、口の中を覗いてみることです。唇や爪に暗紫青色がみられても、口の内部が鮮やかなピンク色をしていれば、末梢性であると判断することができます。

この記事を読んだ方は下記の記事も読まれています

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

カテゴリー:フィットネス用語

このページの先頭へ