カーフレイズでふくらはぎを効果的にトレーニング
踵を上下させるトレーニングはカーフレイズ(calf raise)と呼ばれ、ふくらきぎを形成しているヒラメ筋や腓腹筋、またスネの部分に当たる腓骨筋、前脛骨筋などを効果的に筋力アップさせることが可能です。
ハムストリングスや大腿四頭筋、大臀筋などで形成させる太ももやお尻の大きな筋力をスムーズに足裏まで伝える為には、足首をコントロールするふくらはぎとスネの筋肉が非常に重要なポイントとなるのです。
コートを縦横無尽に駆け巡って活躍するバスケットボールの動きで言えば、ドリブルの軽快な走り、急激なストップ、素早いターンなど、どの動作を取ってみても、ふくらはぎやスネの筋肉がいかに重要かがわかるでしょう。特にシュートの動きから言うと、カーフレイズと同時に太ももやお尻の筋肉をトレーニングするスクワットを行えば、より高いジャンプが可能となります。
カーフレイズを行うには、まずは足を肩幅に開いて立ちます。背筋をすっと伸ばして踵を上げ、重心を親指の腹に乗せましょう。そして、元に戻す時には、できるだけゆっくりと踵を降ろして行き、再び上げる時には一気に頂上まで持っていくことが、より効果的な筋力アップのコツです。
また、体勢は前のめりにならないように気をつけ、膝はあまり真っ直ぐにせずに柔らかく保つことで腱に負荷をかけすぎることを防止できます。最初は壁に両手を付いて行い、正しい体勢を覚えて慣れて行った後には、段差のあるところで行っていきます。呼吸は、踵を上げる特に吐き、下げる時に吸うようにしましょう。
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カテゴリー:フィットネス用語