食べても満足感を得られないプラダー・ウィリー症候群

プラダー・ウィリー症候群(Prader-Willi syndrome)とは、食べても食べても満足感を得られない病気で、発達の遅れを伴うことも特徴の一つです。肥満に繋がりやすいものの手や脚は細く、また、痛みを感じないといった症状もしばしば見られることから、周囲が注意して見守る必要があります。この疾患の原因は遺伝子変異と考えられています。

プラダー・ウィリー症候群の治療には、食事の量をしっかりとコントロールして、適度なエクササイズを取り入れることが大切になってきます。明らかに空腹を感じていることはほとんどなく、ただ無性に食べずにはいられないというのが適切な表現となるでしょう。

その上、摂りこんだ栄養分を体内で活用する機能は十分とはいえず、一般の人々が摂取する50%の栄養分でも、体重は増加していくといわれています。加えて、発達の遅れから適切な判断を行うことが難しい為、状況に対応していくには周囲のサポートが必要不可欠となるのです。

体重は定期的に測定し、食べ物を簡単に口にできないよう冷蔵庫に鍵をかけたり、小さ目の食器を利用するなど、環境を整えることも大切です。
乳児期は筋力も乏しく、体重が増えないという特徴を示します。

しかし、病気の診断された後には出来るだけ早い時期に食事のコントロールとエクササイズを始めれば、良い結果に繋がると考えられるでしょう。成長は概ね順調に進むことが多いといえますが、この病気の特徴でもある頑固な面が表に出てくると、食べ物に対する執着が強くなっていくと考えられます。

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カテゴリー:フィットネス用語

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